糖質制限で本当に健康になれるの・・・?
本当に効果あるの・・・?
今は糖質制限、糖質オフ、ロカボなんて言葉がすっかり一般的になりましたね。
でも本当に効果があるのか疑問を持つ方も多いと思います。
私も最初はそんな1人でした。
日本人はお米を食べて育ってきたんだから、炭水化物は1日3食きちんと摂らなきゃ。
どうしてもそんな意識が根強いんですが、それは間違いです!
その意識を一旦何処かへ置いて、このサイトで糖質制限について見直してみませんか?
当サイトでは糖質制限関係の書籍を数多く読みしっかりとリサーチして実践した上で、正しい糖質制限の知識をお伝えしています。
私が1ヶ月に6キロ痩せられたのもその後も体重が減り続けているのも、糖質をうまく減らした食事を摂る習慣がついたおかげだと思います。
まずは本当に健康になれるのか、効果やデメリットなどを確認しましょう。
【基礎知識】糖質制限とは?
食材に含まれている糖質を制限するのが糖質制限です。
主に主食のご飯やパンなどの炭水化物や砂糖などを減らし、低糖質な食材を取り入れます。
糖質にも色々な種類がありますが、炭水化物にはたくさんの多糖類といわれる糖質が含まれています。
なので糖質制限を行う場合は簡単・単純に言うと
主食を減らしておかずを増やす
という事になります。
おかずとなる肉、魚、野菜や豆などの食材にも大なり小なり糖質は含まれているので、主食のご飯を抜いても完全に糖質がゼロになることはありません。
糖質制限は健康に・・・なれます!
本題ですが、糖質制限をすることで健康になれるんでしょうか?
ネットで検索してみると、糖質制限を行なって骨粗鬆症になったり肝機能が落ちたり・・・なんて怖いことが書かれているサイトもあります。
ですがそういうケースは糖質を抜いたことが直接の原因ではなく、それによって必要な栄養素まで足りなくなり巻き起こっています。
緩やかで正しい糖質制限を行えば、痩せてかつ健康になれます!
まさに私がその健康を実感しているところで、一生この生活を続けようと思うほどに体調が良いです。
2型糖尿病を患い、よく低血糖症状を起こしていた私ですが糖質制限するようになって低血糖に一度もなっていません。
つまり血糖値の乱高下を防ぐことができてるんです。
血糖値の変動は身体の健康にとても重要で、
と言えるんです。
糖質と血糖値の関係についてはまた改めて詳しく記事にしたいと思いますが、とにかく糖尿病の症状改善にも一役買ってくれています。
糖質制限の主な効果は?
血糖値が安定
糖質制限をすると血糖値が安定する効果があります。
糖質を摂取すると血糖値がぐんと上がります。
するとたくさんのインスリンというホルモンが血糖値を下げるために分泌されます。
逆に糖質制限して糖質量が少ないと血糖値も上がらずインスリン量も少なくてすみます。
インスリンは肥満ホルモンとも言われています。インスリンのコントロールをしっかりすることが肥満を防ぐ事につながります。
肌がツヤツヤに
たんぱく質とブドウ糖が結びついて劣化することを「糖化」といい、この反応で「終末糖化産物(AGE)」という物質が生み出されます。
それがとっても悪さをする物質で、皮膚への蓄積でシミやしわができてしまいます。
皮膚以外への蓄積も重大な疾患への関わりもあり、多方面に悪影響を与えます。
そこで糖質を制限することで余分な糖質がなくなり、「終末糖化産物(AGE)」をなるべく蓄積しないようにできるので肌の老化が抑えられるんです。
老化予防
炭水化物を取りすぎると、体内で最終的に作られる「終末糖化産物(AGE)」がシミやしわ、全身の老化の原因になっていることが研究によってわかっています。
糖質制限した食事では、取り込む糖質が少ないので体内で足りない分の糖を作ります。
つまり最小限の糖だけが作られるので「終末糖化産物(AGE)」の合成も少なくてすみ、結果として老化予防につながります。
妊娠中のリスク軽減
妊娠中に妊娠糖尿病になる患者さんはとても多く妊婦さんの8~10%、つまり10人に1人が妊娠糖尿病になるという統計があります。
他にも妊娠高血圧症候群や様々な病気のリスクがあります。
妊娠糖尿病になるとインスリンが正常に働かず血糖値が下がりにくくなります。
私も妊娠糖尿病になり食事制限でとても苦しい思いをしました。
胎盤がインスリンの働きを抑える働きがあるので、妊娠糖尿病でなくても正常な妊婦さんでも妊娠中は血糖値が上がりやすい傾向にあります。
血糖値が正常で順調な妊婦さんにとっても、糖質を制限することで妊娠糖尿病などの病気になるリスクを減らすことができます。
ただし、糖質を完全に抜くのはおすすめできませんし、そうしたい場合は担当の医師にきちんと相談してくださいね。
糖尿病の症状改善
砂糖や炭水化物をたくさん摂ると、血糖値が急上昇します。
また糖質の摂りすぎで脂肪が体内に蓄積されることで耐糖能障害や脂質代謝異常を引き起こし、糖尿病を発病します。
糖質制限をすると糖尿病になるリスクも減らせますし、糖尿病になってしまった後の血糖値コントロールも容易になります。
私は妊娠糖尿病になり出産後に2型糖尿病になってしまったんですが、その後は糖質を減らした食事コントロールだけで血糖値も安定しており特に治療の必要がない状態を保っています。
体重も適正体重までへらすことでさらに糖尿病になるリスクも減らすことができます。
糖質制限のデメリット
過度に糖質を抜くとケトン臭がすることがある
糖質制限をするとケトン臭という甘酸っぱいような臭いがすることがあります。
糖質制限を行うと外から摂った糖質ではなく、体内の体脂肪を分解してケトン体という物質をエネルギーとして使うようになっていきます。
ですが、ケトン体をエネルギーとして使えるようになるまでに体内に溜まってしまうと口臭や体臭でケトン臭が発生してしまうんです。
ケトン体は酸性なのでアルカリ性の食品を食べることで中和されます。
気になった場合はアルカリ性の食品を摂取しましょう。
梅干し、グレープフルーツ、海藻、お酢など
便秘になりやすい人もいる
糖質制限をして便秘になる人もよく見受けられます。
原因は糖質を抜いたことによるものではなく、「食物繊維」「水分」「脂質」が不足しがちになってしまった場合便秘になりやすくなります。
糖質制限を行う際は、意識して3つを摂るように心がけましょう。
糖質を急にゼロにすると体調不良を起こす
食生活が急変して糖質を全く摂らなくなると、一時的に体調不良を起こすことがあります。
これまで糖質をエネルギーとして使っていたのに糖質が身体に入ってこなくなるのですから当然です。
便秘・下痢・頭痛など身体が順応するまでに体調不良を起こす方は多いです。
でも、糖質からではなくケトン体をエネルギーにできる身体へ変化していけば不調は次第に減っていくと思います。
また、糖質以外の必要な栄養素がきちんと摂れていることも重要です。
情報が多いので正しい情報がわからない
今はインターネットやSNSで簡単に情報収集できちゃいますよね。
手に入る情報が多すぎて、何が正解なのか分からなくなってしまうことがあります。
医学博士や名誉教授などの肩書の方々でも、書籍などを拝見すると書いてあることが真逆だったりすることさえあります。
私は、だれか一人を妄信するのではなく、たくさんの情報を仕入れたうえで自分で選択していく必要があると思っています。
そもそも身長や体重、性別、生活がそれぞれ違うんですから、みんなに同じ方法が当てはまるとも言えません。
自分にあった正しい糖質制限で効果を実感。あなたも健康になりましょう!
世界的に「糖質は身体にとって良くないものだ」ということは浸透してきました。
でも、これだけしか食べない!といった、結構極端なダイエット法も巷にはおおいですよね。
ダイエット目的で短期であればいいんですが、その生活を一生続けられるかというと難しいです。
食を楽しみながら糖質をうまく減らしていくのが充実した生活につながっていくのではないでしょうか。
私は糖質制限やダイエットの情報をたくさん集めたうえで、現在は「低糖質」「高脂質」「ファスティング(断食)」の3つを取り入れてダイエットをしています。
この3つは間違いなく健康的になれると私は実感しています。
現に体重は減り、血液の数値や血糖値の数値等も良くなっています。
デメリットも一応書きましたが一時的なものが多いのでそんなに心配はいりません。
それぞれご自分の健康状態や生活に合わせて糖質制限をうまく取り入れることで、今後の生活がより良いものになります!
糖質制限で私と一緒に健康に痩せましょう♪
以上、「糖質制限で本当に健康になれる?効果は?糖質制限中の私が答えます」でした。